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高校野球の見方が変わる!?甲子園を彩る名監督による名将本5選
渡辺元智監督(横浜高校) 木内幸男監督(取手二、常総学院) 中村順司監督(PL学園) ……等々。
高校野球には数々の名将と呼ばれる監督が存在します。
甲子園では、そんな名将の采配も注目ポイントの一つと言えるでしょう。

そんな指導者であり教育者でもある高校野球の監督は、球児とどのように向き合い、何を感じ、何をしてきたのでしょうか。

ということで、現場を知る監督による高校野球・甲子園のリアルを 覗き見できる書籍を集めてみました。









『人生の勝利者たれ』


高校野球の監督と言えば、横浜高校・渡辺元智元監督(元、多いな)

超激戦区・神奈川の高校野球はこの方なしでは語れません。 松坂大輔や筒香嘉智など、挙げればきりがないほどの一流選手を 育て上げた渡辺監督の「言葉」が詰まった一冊。


また、渡辺監督といえば、忘れてはいけないのが小倉清一郎元部長

「野球は考えるスポーツ」と断言しているとおり、まさに高校野球界の野村克也。
全国屈指の名門校の陰にこの人あり!ということが、この本を読めばわかるはず!


●その他の著書




『高校野球 神奈川を戦う監督たち』


スポーツライター・大利実さんによる激戦区・神奈川の頂点を競い合うライバル校の監督達の物語。

第一弾


第二弾


個人的には公立校も取り上げてほしい。
この激戦区の中で、野球推薦の選手がいない公立校が強豪の私立校に如何にして立ち向かっていくのか、その辺にも目を向けてくれたら最高です。

【その他の大利実さんの著書】



『甲子園最高勝率 PL学園・中村流超エリート育成論』


ここまでは神奈川を取り上げましたが、今度はその神奈川と並ぶ全国屈指の激戦区・大阪のご存じPL学園・中村順司監督です。

甲子園優勝:春夏各3回、準優勝:春夏各1回を誇り、清原和博、桑田真澄のKKコンビ、立浪和義、松井稼頭央、福留孝介……等々と育て上げた名将です。

PL学園野球部が休部してしまったことは本当に残念で仕方ありません。




『甲子園監督 7人の名将が語り合った理屈と本音』


「一歩を越える会」なる指導者研修会があるらしく、 そのメンバーによる座談会をまとめたものが本著です。

メンバーは…… 小倉全由監督(日大三高) 今井義尚監督(元彦根東高監督) 吉田洸二監督(山梨学院監督) 大野康哉監督(今治西監督) 林和成監督(星稜監督) 半田真一監督(市立和歌山監督) 小針崇宏監督(作新学院監督) ……錚々たるメンツですね(笑)


それぞれの考え方、葛藤や苦悩が見えてきて、とても興味深い内容です。



『教えすぎない教え』 


今や大阪桐蔭と並んで大阪二強とまで言われる履正社。

そんな履正社高等学校野球部・岡田龍生監督の選手育成方法!

「教えすぎは、選手の自主性を奪う」とは、まさにその通りだと思います。
ただ教えてもらった事をやっているだけでは中々身に尽かないものです。
自分で考え、行動することで「何故そうするのか」という意図が明確になり、日々の練習に大きく影響を与えます。
自分で熟考を重ね、自分の教科書を作り上げていくことが大切なのです。

その重要性はイチロー選手・ダルビッシュ有投手・大谷翔平選手などを見ても明確です。
むしろ、プロのトップレベルでそうではない選手はいないのではないでしょうか。

また、千葉ロッテマリーンズ投手コーチで、WBC2023侍ジャパンのコーチである吉井理人さんも「最高のコーチは、教えない」というタイトルの著書を出版しています。





 【終わりに】
それにしても、高校野球の歴代最強チームってどこなんでしょうね。
個人的な思いも込みですが、85年のPL学園か98年の横浜高校あたりじゃないかな、なんて思うのですが、皆さんはどう考えますか?

こちらの記事もどうぞ↓
よろしければ是非!!

Kindle版




ペーパーバック版(紙書籍)もあります。

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